【パターン販売】風工房さんのリバイバルニット Vol.01 イギリスゴム編みのラグランプルオーバー
880円
※こちらはダウンロード商品です
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半世紀にわたり第一線で活躍し続けているレジェンドニットデザイナー、風工房さんの過去作から、「いま編みたい・着たい」パターンをを再現してお届けする「風工房のリバイバルニット」。第一弾には1986(昭和61)年に刊行された風工房さんの2冊めの単著、『風工房のニット カラーコレクション』(学研)より、イギリスゴム編みのラグランプルオーバーを選びました。
“カラーコレクション”という副題のとおり、RED/INDIGO/MONOCHROME/GREEN/PURPLEという5つのトーン別に構成されている本のなかで、このプルオーバーは「INDIGO」のカテゴリーに収められたネイビーの作品でした。元の使用糸は「バルブラン・ソワレ」というアクリル混モヘヤ。ちなみに「バルブラン」はクロバーさんが当時企画・製造されていた「世界の毛糸コレクション」なのだそう。
ボリュームのあるイギリスゴム編み(最近では「ブリオッシュ編み」という名前が一般的ですね)で描く太いラグラン線、ゆったりしたサイズ感がなんともかっこよく、これは着てみたいじゃないか、ということで再現に着手しました。
いま編むなら使用糸は? 色は? 編み方は?などなど風工房さんと相談しながら糸はIsagerの定番ウール糸のひとつTvinniとふわふわすべすべなSilk Mohairの引き揃え、色はトーンの違うグリーンを組み合わせて作るこっくりしたグリーンに。編み方は各パーツを下から上へと往復に編んで最後にはぎ合わせる方法から、ほぼとじはぎなしで仕上げられるボトムアップの輪編みに変更しました。
元のパターンを見たとき、デザインのかっこよさに加えて「こんなにボリュームがあるのに380gか!」と軽さにも驚いたのですが、リバイバルバージョンも390gで仕上がりました。そしてTvinniは60色、Silk Mohairは36色のバリエーションがあるので、引き揃えで作れる色の組み合わせは単純計算で2160通り(笑)! ぜひお好みの組み合わせを探してみてください。あるいは、お好みのモヘヤ系の糸1本取りで編んでもよいと思います。その場合は310〜320m/100g程度の糸を使用してください。
[サイズ]
身幅:55cm 着丈:63cm 袖丈:42cm ゆき丈:74cm
[使用糸]
Isager Tvinni(510m/100g)240g
Isager Silk Mohair(212m/25g)150g
[使用針]
6号と7号の80㎝輪針(およびお好みで袖用に両先針)
[ゲージ]
イギリスゴム編み:16目×36段=10cm角(7号針)
ダウンロードパターンはA4版・11ページ。 文章説明+編み図で解説しています。
写真1枚め:前面。前下がりを作るので、えりぐりまでは輪編み、以後はラグランの最後まで往復に編みます。
写真2枚め:後ろ面。後ろはラグラン線の減目が最後まで続きます。
写真3枚め:横から見ると、前後のラグラン線が肩中心で最後に合流し、前のラグラン線が後ろのラグラン線に少し食い込んだところで終わります。
写真4枚め:元のパターンが掲載されていた本。表紙もこの作品でした。
写真5枚め:元のパターン。説明は潔くこの2ページのみ!編み図ほぼなし!(笑)
写真6枚め:イメージカットその1。スキーパンツのほうに目が行きますが(当方は好きじゃなく履きませんでしたが流行りましたねー)、カジュアルコーデの例。
写真7枚め:イメージカットその2。こちらはサーキュラースカートと合わせたエレガントコーデ。タイトめのロングスカートと合わせても大人っぽく素敵になりそうですね。
写真8枚め:袖下。中央に3目立ててその両側で増し目をしていきます。
写真9枚め:ラグラン線。表目の筋8本からなり、端の目を上にした2目一度をくり返して減目をしていきます。
写真10・11枚め:オリジナルのえりは内側にとじつけるダブル仕立てでしたが、とじずに仕上げているので、内側に折ったり伸ばしたり、外側に折ったりいろんな表情で楽しめます。
写真12〜16枚め:着画いろいろ。裾を折り上げればたっぷり感が強調され、伸ばせばお尻がすっぽり隠れる長さ。袖は等間隔でどんどん増し目をし、細い袖口から袖幅約25cmまで広がります。
〈風工房さんプロフィール〉
ニット&クロッシェデザイナー。武蔵野美術大学で舞台美術を学ぶ。編み物は独学で習得し、20代の頃から雑誌、書籍で数多くの作品を発表し続け、単著は40冊近くにおよぶ。棒針編み、かぎ針編み、レース編みなど技法を問わないマルチプレーヤーでもあり、洗練されたデザインや色づかい、編み物技術と知識の高さに定評がある。最新刊は『モノトーンニット』(文化出版局)。
〈「風工房さんのリバイバルニット」とは?〉
1984(昭和59)年に最初の単著を刊行されて以来(2024年で50周年!)、つねに第一線で活躍してこられたニットデザイナー、風工房さん。新たなデザインを生み出し続けるすごさもさることながら、過去の作品を振り返ってみると、時代時代の空気はしっかり取り込まれているのにいま見ても「着てみたい・編んでみたい」と思うデザインが数多くあることにさらに驚かされます。とはいえ、書籍や雑誌など、元のソースは多くが入手困難になっており、さらに使用糸が廃盤になっていることも。
そういうパターンも編めたらいいのになあ……というところから風工房さんにご相談し、実現したのが「風工房さんのリバイバルニット」です。基本的には風工房さんの過去作を再現するシリーズなのですが、ただ再現するだけではなく、風工房さんに使用糸や色をセレクトしなおしていただき、より編みやすい手順にアレンジするなど、ブラッシュアップしてお届けします!